会話例の攻略法

Attacking language dialogues

会話語学テキストやウェブサイト、ポッドキャストなどすべての基礎となるものです。どんな教材を使って外国語を勉強していても、その教材は会話例を中心にして構成されていることが多いでしょう。

会話とは、複数の人やグループの間の対話で、とくに特定の物事について調べたり、何らかの問題を解決したりする方向に向かうものをいう。

オックスフォード辞典より

このようにみんなが会話に強い関心を持つはなぜでしょうか? それは、みなさんのほとんどが究極的に目指しているもの、つまり外国語で他の人と話すということを象徴しているからです。

もし話せるようになりたいのであれば、実際の会話を使って勉強するというのは理にかなっています。

質の良し悪し

会話例の質は教科書によって大きく異なるため、勉強する時に教科書の会話例から何が得られるかをあらかじめ正確に理解しておくのは非常に重要です。

初心者の段階では、その外国語の一番基本的な語彙を学ぶために、簡単な会話例がいくつか必要となります。

ジョンさん、こんにちは。

ピーターさん、こんにちは。 お元気ですか?

ええ、元気です。ピーターさんは?

まあまあですね。

この典型的な例(基本的な挨拶)が教科書の最初の章全体の土台となったりします。このような形で進んで行き、単語やフレーズを増やしていくことができるのです。

後の方のレッスンでは例えば次のような会話例になったりします(所有格)。

これはジョンさんのペンですか?

いいえ、違います。それは私のペンです。

これは私の本ですか?

いいえ、違います。それはピーターさんの本です。

ここで何が起きているかというと、教科書を作る人がより複雑な文法項目を取り入れようとして、それを使う会話例を作り上げているわけです。

問題は、導入される言葉が複雑になればなるほど、会話例が不自然になる傾向にあることです。上の例を見てみましょう。実際にこの会話が交わされる状況を想像できますか?

こういうのは避け、もっと現実的で長い例文に進む必要があります。

現実

Cantonese - Hong Kong広東語学習ミッションで僕は最近こんな経験をしました。僕はCantoneseClass101.comの初級のレッスンを一番始めからずっと一生懸命勉強していたところでした。 全体的に見てレッスンはかなりよくできているのですが、問題は僕にとって会話例が短かすぎることでした。

それぞれのレッスンは新しい単語をいくつか学べるように作られていて、レッスンによっては(練習問題や語彙、文法のセクションなどを含めて)比較的長いレッスンもあるのですが、そういったレッスンがたった6行の短い文章を中心として構成されていたりするのです。つまり、僕は1時間の勉強でたった6行の会話しか聴いていないわけです。

これでは学習時間に対して、インプットの量が少なすぎます。

僕は残りの初級(上)のレッスンを飛ばして、中級レベルのレッスンに直接飛び込むことにしました。

これは長年に渡って僕が下した決断の中で一番良い決断でした。

会話例は長くて難しく、知らない単語もたくさんありました。でも、これがキーポイントですが、会話例には自然な言葉、つまり「えーと、あー、うーん、まあ、で」など自然な会話の特徴である言葉がずっと多く含まれていたのです。

同じ時間を費やすのであれば、僕は実際に人々が話す時の特徴を持つ現実的な会話例を勉強したいと思うのです。

会話例の攻略

会話例が長くなると、それに合わせて課題もチャンスも大きくなります。

課題:新しい単語が多い。最初は理解しづらい。

チャンス:より自然な言葉を学び、ネイティブスピーカーの実際の話し方に慣れるのに良い機会となる。

これはつまり、会話例を最大限に活用するためには、攻略法が必要だということです。

僕のアプローチは次の通りです。

  1. 教科書を見ずに少なくとも10回(可能であればもっと)音声(オーディオ)を注意深く聴く。あまり意味がよくわからなくても、毎回、単語を一つ一つ理解するように最大限に努力し、言っている内容の要点を推測するようにする。 根拠:手助けなしにネイティブスピーカーが言うことを理解できるように訓練する。
  2. 次に、教科書を読みながらさらに10回聴く(ただし、外国語のみ。訳文はまだ読まない。) 根拠:話している内容を同時に読むことで、個々の単語を識別するのに役立つ。
  3. 訳文を読む。根拠:会話例の意味を理解する。
  4. どの単語やフレーズが覚える価値があるかを決め、SRSソフトウェアやアプリに直接入力して後で復習できるようにする。 根拠:自分が興味を持ち、かつ役に立つ語彙を記録し、あとで復習できるようにする。
  5. さらに何回も繰り返して聞く。必要に応じて教科書や訳文を参照する。 難しい箇所あるいは関心がある箇所を十分に理解して、全体がストレスなく理解できるようになるまで教科書を繰り返して勉強する。 根拠:新しい言葉を完全に自分のものにする
  6. アクティビティー:逆翻訳。 根拠:新しい言葉を自分のものにし、話すときに使えるようにする。
  7. 教科書を読まずにさらに何回か聴く。 根拠:教科書という足場を取り除いて、今まで勉強したことを発展させる。

これは会話例を徹底的に攻略する方法で、特に逆翻訳アクティビティーをすると、かなり時間がかかります。しかし、難解な新しい外国語を色々な角度から攻略し、常に自分に課題を課すと言う意味で、これ以上に良い時間の使い方はありません。

古いことわざにある通り、どうせやるのなら、きちんとやるべし。
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